葵のページ
葵のサイト、ぬいざんまいご紹介
ぬいざんまいは、ぬいぐるみと読書とスポーツ(特にサッカー)が大好きな葵が作っている、実にテキトーなサイトです。
なるべくシリアスなことは避けて、世の中を斜めに面白く(?)見て生きていこう・・・という本人の世渡り感覚が如実にうかがえるサイトです。(いやなヤツだね(笑))
マスコットは、じじぞ〜という黒ネコのぬいぐるみとなっております。それでは、冬装束でご挨拶〜
このページでやろうかな・・・と思っていること
とにかく、葵は本が好きなので、活字がないとコロリと死にます。何も読むものがないときは、薬の効能書きや、電話番号帳でも読みます。
そこで、「日々の名言・珍言祭」というコーナーを開くことにしました。
今読んでいる本や、昔読んだ本の中から、感銘を受けた言葉、思わずツッコミたくなった言葉を抜書きして、ご披露してみようかと。
よろしくお願いしますね(ぺこり)。
日々の名言・珍言祭(チンゲンサイ)
最新の10件を表示しています。
過去の名言・珍言をごらんになりたい方は日々の名言・珍言祭の蔵をご覧になってくださいね。
●4月19日(月)
早坂隆 『世界の紛争地ジョーク集』(中公新書ラクレ)よりアフガニスタンのジョーク
国連職員とアフタニスタン人が列車で旅をしていた。
国連職員は鞄からハンバーガーを取り出して一口食べると、まだ残っているのに窓から捨ててしまった。それを見たアフガニスタン人は驚いて言った。
「もったいないじゃないか。どうして捨ててしまったんだい?」
「食糧なんて事務所に帰ればいくらでもあるからね」
それを聞いたアフガニスタン人は、国連職員を列車の窓から投げ飛ばして言った。
「国連職員なんて、カブールに帰ればいくらでもいるからな」
●3月11日(木)
沢木耕太郎 『杯(カップ)』(朝日新聞社)より
中田(英寿)は一貫してトルシエを嫌っていたと思われる。
顔を真っ赤にして怒り狂ったかと思えば、次の瞬間には近くにすりよってきてつまらない冗談を言う。
一時はこのトルシエの二面性を監督としての意識的な戦略かとも思ったこともあったが、単に抑制のきかない感情家が恣意的な振る舞いをしているだけだということがわかった失望は大きかった。
●2月11日(水)
アンドレ・バーナード編 『まことに残念ですが・・・不朽の名作への不採用通知160選』(徳間文庫)より
エドガー・ライス・バロウズ 『火星のプリンセス』への不採用通知
「ヴァージニアの傭兵がこともあろうに火星に送られるなどという話が、わが社に利益をもたらすとは絶対に考えられません。」
●1月21日(水)
赤瀬川原平 『私と終着駅』(「旅 2004年1月号」より)
終着駅という言葉は、もうそれだけで文学だ。
●1月14日(水)
枡野浩一 『57577 Go city, go city, city』(角川文庫)より
「ライターになる方法をおしえて」と 訊くような子は なれないでしょう
●1月6日(火)
渡邊昌美 『フランス中世史夜話』(白水Uブックス)より
カンペルクロスト僧院の一修道僧は、皆が歌っている最中いつものように眠っていたら、祭壇の磔刑像が動き出し、降りて来て、彼の頬に一撃を加えた。
三日たたぬうちに、彼は死んだ。
●12月18日(木)
秋野菊作 『雑草花園(三)』(光文社文庫 『「X」傑作選』)より
探偵小説ファンの中には、時に犯罪現場の図面の挿入された小説を嫌悪するものがある。
筆者なども、その一人で、こんな作品はなるべく敬遠することにしている。
●12月11日(木)
吉行淳之介 『父エイスケについて 1』(文園社、『吉行エイスケ作品集』)より
じつは私は、亡父の小説を最後まで読み通したものが一作もなかった。(中略)
35年ほど前、旧制高校の入学試験での口頭試問のとき、試験官に父親の小説の感想を訊かれて
「読んでいません」
と答えると、疑い深い顔をされた。
時局にふさわしくない作品なので、読んでいないと嘘をついた、と判断されたらしい。
●12月3日(水)
星新一 『きまぐれ学問所』(角川文庫)より
「すべての答を知るよりも、いくつかの質問を知りたい」
アメリカのユーモア作家、ジェイムズ・サーバーの言葉である。好奇心を持てだ。
「ある探検家は、荒物屋で歴史を知り、空港で流行を知る」
ジャーナリストでコメディアンの、ウィ−ダーの言葉。博物館や婦人服店と限定しないのが重要なのだ。
●11月27日(木)
中条省平 『名刀中条スパパパパン!!!』(春風社)より
ところで、ビデオを借りるたびに気になっていることがある。ビデオテープ本体は貸し出すのに、ビデオのパッケージは貸してくれないことである。
そのため、映画を一度借りたら、ただ見っぱなしにするだけで、映画についての情報が確認できない。(中略)
「どっかでほめてたからビデオ屋で借りて見た映画のあの女優、すごくカッコよかったよ!」と語る若い観客が、ブリジット・バルドーの名を一生知らずに残りの人生を過ごすことだって十分ありうるのだ。
**ひとこと
- 「へへっ、最近はビデオのパッケージを貸してくれなくても、あとでネットで調べられるのさ!」とか思ったりして。ここ最近よく見るBSデジタルの案内で、「天気予報が調べられる」とか、「近くの施設のお出かけ情報が調べられる」、「番組表から予約録画ができる」とか言っているけど、どれも今でもネットでできるし、じゃあデジタル放送の設備を取り付けたいとは思わないような気がするんですけどねぇ。映画を見ている途中で、俳優さんの顔をクリックすると、名前や今まで出演した映画などが表示されるとかだったら、まだ魅力あるかなあ。 -- Gecko 2003-11-27 (木) 20:13:31
- Geckoさんのように「調べる」こと自体が苦にならなくて、どんどん知識を広げていける人と、逆になーんか受身の人とがいますよねぇ・・・。って、最近しみじみ思うんですけど。これほどネットが発達していても、なお、よその掲示板に平気で「○○について教えてください!お願いします!」なんて平気で書く人、いるもんなぁ(^^;)。ちょっとGoogleか、Yahooすれば山ほどひっかかるのに・・・って思うことが多いです。 -- 葵 2003-11-28 (金) 08:41:03
- 火星に傭兵?最近、火星ネタが話題なので、興味津々!『不朽の名作への不採用通知160選』という本も、どんな内容なのか・・・。今度本屋で探してみますね。 -- Gecko 2004-02-11 (水) 21:43:32
- バローズの火星シリーズ(創元推理文庫から出てました)は、スペースオペラの草分け的存在で、面白いですよ(^▽^)。ジョン・カーター大尉という主人公が、突然、アリゾナの洞穴から火星へテレポートしちゃうんですよ。そこでは火星人が赤いのと、緑のとに別れて戦争中。冒険あり、恋ありの波乱万丈ものです〜。 あ、この不採用通知が掲載されていた『まことに残念ですが・・・』も、面白いですよ♪ -- 葵 2004-02-13 (金) 19:20:19
- 確か、ぬいざんまいの「今月読んだ本」に、この本のことを書かれていたなあと確認にいったら、タイトルが違いました(^^ゞ。トルシエって嫌われていたんですね。顔を真っ赤にして怒っているのは、私も、気分を奮い立たせるための派手な演出なのかと思っていました。違ったんですか・・・。 -- Gecko 2004-03-12 (金) 20:03:40
- トルシエは、随分エキセントリックな人だったみたいです(^^;)。私も勿論、生トルシエに密着していたわけではないので、岩井俊二監督の「6月の勝利の歌を忘れない」という「代表合宿密着DVD」で観ただけですが・・・。選手達の間に「ヘキエキ」としか言いようのないムードが漂っているのが、よーく分かりました(爆)。でも、今のジーコさんがいいのか、となるとまた話は別なわけで、サポーターとしては葛藤の日々が続いています(泣)。 -- 葵 2004-03-13 (土) 07:53:07
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