-映画『オリバー・ツイスト』

久しぶりに映画館で見た。いい映画だった。

19世紀のロンドンが舞台。たまたまテレビでメーキングを見ていて、町並みの巨大セットを作ったとか、衣装を作るのに最初から使い古した状態にするのに苦心しただの、フェイギンを演じるベン・キングズレーの特殊メイクに時間がかかっただのというのを紹介していて、気になっていたのだ。

とにかく映像がきれい。主役のオリバー・ツイストを演じるバーニー・クラークが光っていて、はじまるなり引き込まれた。孤児のオリバーがひどい目に遭う辛い内容。出てくる場面も救貧院とかロンドンの下町や裏通りなど暗い場面、抑えた映像が多いのに、出てくる登場人物がそれぞれに個性的で飽きさせられなかった。

もちろん悪役なのにどこか憎めないフェイギン(ベン・キングズレーは、この前に見た映画が『サンダー・バード』の変な悪役だったのにで特に!)の演技もよかったし、個人的にはドジャーを演じたハリー・イーデンという男の子がお気に入り。

オープニングとエンディングのスケッチが素敵だった。

映画 オリバー・ツイスト http://www.olivertwist.jp/

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