-映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

オープニングがはじまってすぐに、見に来たことを後悔し始めた。予告編を見ただけ、ほとんどストーリーを知らないまま見にきたので、「血を見るシーンが多いかも」という不安がますます募るオープニング映像だったのだ。

ティム・バートン監督とジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーターの組合せじゃなかったら見に行かなかった映画。

キャストも衣装もメイクも全体的な雰囲気も、いかにもティム・バートン監督らしい作品。全編ミュージカル仕立て。楽しげな歌を歌いながら、ジョニー・デップ扮するスウィーニー・トッドが、ものすごく恐ろしいことをやっていたり・・・。そして、ジョニー・デップの歌がうまくてびっくり。これなら、『オペラ座の怪人』のファントムもやって欲しい。

ろくにストーリーもなく血しぶきが飛びまくる映画じゃないんだけど、というか、だからこそなのか、殺人鬼のスウィーニー・トッドが、ただただ怖いだけの殺人鬼じゃなかったり、ラストの凄惨な結末が悲しいものにも思えたり、最初から最後まで怖くて悲しい世界に浸らされるような映画だった。今晩、変な夢を見そうだ!

スウィーニー・トッドの敵役のターピン判事を演じたアラン・リックマンは、ハリー・ポッターシリーズのセブルス・スネイプ役の俳優さん。全然気付かなかった。

トビーという少年が重要な役を果たしていて、歌も演技もうまい。演じているのは、エドワード・サンダースという俳優さん。「他にどんな映画に出ているの?」とネットで検索してみたけど、よくわからなかった。

http://wwws.warnerbros.co.jp/sweeneytodd/

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