-映画『河童のクゥと夏休み』

&ref(070901.jpg,nolink,); 河童とオッサン

「ちょっと見たいけど、映画館に見に行くほどでも・・・」と迷っていた作品。1,000円均一のファーストデイがちょうど週末だったので、思い切って見に行くことに。

夏休み前のある日、小学校の帰り道に同級生とふざけ合っていた上原康一は、そのはずみで川辺に靴を落としてしまう。そこでつまずいた石の中から、カメの化石のような奇妙なものを見つける。持ち帰って水で洗うと、中から何と河童の子供が!!

鳴き声から「クゥ」と名づけられた河童。子供なんだけど、江戸時代から三百年もの間、石に閉じ込められていたという設定なので、妙に古くさい話し方をするのがいい。

康一の家族は、お父さんもお母さんも、妹も、ものすごく現実的。新築したばかりのような一戸建ても、ものすごくリアルに書き込まれている。河童が家にいることがマスコミにばれてからの騒動も、いかにもありそうな顛末。

何がかわいそうだったって、飼い犬のオッサン。なぜか特殊な能力を持っていて、クゥとは心の声で分かり合える仲。前の飼い主とのエピソードも、クゥを助けようと、クゥを背中に乗せて走り回るシーンも・・・あまりにもかわいそうで、ポロポロしてしまった。

ラストは、そんなところまで行かないと、もうクゥの居場所はないのかと思うと、寂しい。

電車や駅がすごく細かく書き込まれていると思ったら、某電鉄会社がスポンサー。そして、自動車は手が抜かれているような気がしたぞ。

写真は、映画とは全然関係ないけど、うちのカッパとオッサン。

でも、クゥの顔かたち(特に鼻のあたり)は、&ref(ろば穴アイコン1/nomerukao.gif);よりも&hama; にそっくり!

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