-DVD『マペットのクリスマス・キャロル』

[[『夢みるハリウッド』>ときどき日記/2007-03-04]]のことを日記に書いたので、ついでに1月頃に見たこの映画の感想も。

原作は、文豪ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」。マペット初の文芸作品。「1990年に亡くなったマペット生みの親ジム・ヘンソンに捧げて製作された」ということなので、比較的新しい映画。

主役のケチでいけずな老人スクルージに扮するのは、アカデミー賞俳優マイケル・ケイン。そして、共演はもちろんカーミット。

&ref(k060202.jpg,nolink); カーミット扮するのは、長年スクルージのひどい仕打ちに悩まされながらも、常に希望を捨てずにいる使用人ボブ・クラチット。

クラチット夫人はブタのミス・ピギー。そして、ブタとカエルの子供たちというファミリーも登場。身体の弱いカエルの男の子(名前忘れた)がすごく可愛くていい子で、ついうるうるしてしまうシーンも。

狂言回しとでもいうのかな、ゴンゾが原作者ディケンズとして登場。ゴンゾなので、かなりシッチャカメッチャカな展開。

「過去・現在・未来のクリスマスの精霊が現れ、スクルージを彼自身の孤独で無意味な人生の旅へといざなう。」

まあ、もともとがかなりシリアスなストーリーなので、マペットと人間が共演してくれているぐらいの方が、最後まで飽きずに見られていい。少なくとも、クリスマスで家族で見るなら、せめてマペットの大熱演ぐらいないと、あまりにも暗すぎるよね。
まあ、もともとがかなりシリアスなストーリーなので、マペットと人間が共演してくれているぐらいの方が、最後まで飽きずに見られていい。少なくとも、クリスマスに家族で見るなら、せめてマペットの大熱演ぐらいないと、あまりにも暗すぎるよね。

マイケル・ケインがいい演技なのだ。この人は、最初に見た映画が『殺しのドレス』で、第一印象がものすごく悪い(それだけ演技がよかったということなんだけど)ので、他の映画を見るたびに、「ああ、いい人だねぇ」と思える不思議な役者さん。


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