btn.jpg うちのbutakao.gifもマンゴープリンを作ってくれないかな?

中学二年の菅野一郎が主人公。夏休み。母親が弟を連れて実家に帰ってしまい、父親の経営するコンビニの手伝いをしながら、毎日を過ごしていた。そんなある日、配達を頼まれた“幽霊屋敷”と呼ばれている家に行ってみると・・・。

少年が主人公だからか、ぶたぶたが住んでいる“屋敷”が暑い夏に行ってみたくなるようなテラスのある洋館だからか、子供の頃の夏休みを思い出させてくれるような作品。

「何となく前に読んだのと似ているなあ」と『ぶたぶた』(うちにあるのは漫画本の方)を読み返してみた。誰もいない冬の遊園地のプールに住むぶたぶたのところに、近所に住む少年がたまたま迷い込み、ぶたぶたと一緒にいたいために家出をしてしまうという『銀色のプール』。雰囲気が似ているように感じたのはこれかな。

幼なじみの久美と一緒に、実家に帰ったお母さんのところへ向かう小旅行。久美にはただのぬいぐるみだということにしてついて行ったぶたぶたが、ほんとにただのぬいぐるみになってしまう!「これは新たな展開か?」とハラハラ。でも、最後はこのシリーズらしいものだったかな。丸くおさまったような、ちょっぴりせつなくなるような・・・。

#comment


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS