「二人の愛の物語」というドラマの企画意図を読んで以来、原作とは全く違うものになりそうだと思っていたドラマ。

昨夜の初回を見て、まず「もし原作を途中まで読んでいる人がいたら、メチャクチャ腹が立ちそう」という感想。原作では読み進んでいくにつれて少しずつ明らかになっていく二人の関係を、いきなり最初に暴露しているのだ。これじゃ、謎がとけていくワクワク感が台無し。

そして、主役の被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂の二人。初回は子供時代なので、子役の二人。熱演だったのかもしれないけど、まるでイメージが違う。特に、桐原亮司。本を読んでいて、あんなに明るい子供を想像しなかったぞ。事件前と事件後を対比させるためだとしても、イメージ違い過ぎ。

そしてそして、何よりも許せなかったのは、刑事役・武田鉄也の大阪弁だ。あれじゃ、どう聞いても、もっと西の方に住む人の言葉だろう・・・。原作通り、武田鉄也演じる刑事が現場に行く場面からはじめたら、チャンネル替えたかも・・・。

スポンサーは、なぜかWindowsXP。「今さら、何をコマーシャルしたいのさ?」というのもあるんだけど、原作で出てくる大昔のパソコンが見られるかと期待していたのが、裏切られそうな予感。

白夜行 http://www.tbs.co.jp/byakuyakou/

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