-とれとれ市

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堺の出島漁港で毎週土・日曜日に行われている、とれとれ市に行って来た。

一週間ほど前に図書館に行ったら、お盆休み明けだからか、いつもより多くのガイドブックが並んでいた。新しげな『南大阪』版を借りてきたら、「このあたりって、あんまり行ったことがないよねぇ」ということで、急に行くことになったのだ。

しかも、洒落た感じのお店が多く載っているっていうのに、第一目的地はとれとれ市だ。南海本線湊町駅から徒歩10分。駅から歩いている人はいないのに、現地に着くとかなり広い駐車場は車がいっぱい。「とれとれ市」と書かれたかわいい看板をくぐると日用品のお店が並んでいた。その奥に、焼きそばやタコ飯、焼き物、天ぷら、ビールなど。さらに奥まったところには、寿司や刺身、魚介類、そして地元で獲れた魚が並んでいる。

大きな平べったい発泡スチロールの容器に、いっぱい入れられたシャコも並んでいた。しかも、足がぞわぞわ動いている!それで、1000円!こんなにたくさん要らない、じゃなくて、ちょっとでも欲しくない・・・。やっぱり、シャコは見た目が苦手なのだ。

座って食べられるスペースがお店部分よりも広くて、七輪を借りて、買った魚や貝をその場で焼いて食べることができるのだ。すでに、ほとんど満席状態。七輪を囲んで、ビールや焼酎を飲みながら盛り上がっている人が多い。着いたのはお昼過ぎ。少し遅めのお昼ご飯をと思っていたんだけど、朝ご飯が遅かったし、二人で七輪のレンタル料のもとを取れるほど食べる自信がなし。それに、名物のタコ飯とカニ味噌汁、お寿司も食べたかったので、今回はそっちを食べることに。どれもおいしかった!

たまたま座った席が、売られているシャコが遠目に見える席で、横のテーブルの男女二人組みが、それを買ったらしい容器入りシャコをテーブルの上に置かれていた。「シャコって、焼いて食べるのか?」と、ちらちらうかがっていたんだけど、焼かれる気配はなし。しかし、保冷用の大きな発泡スチロールの容器から次々と出してきては、焼いては食べる。ビールを買い足しに行く。二人でよく食べられるのだ。「次回、七輪バーベキューをしに来る時には、お腹をぺこぺこにして来よう」と思ったのだった。

写真は、すぐ横の漁港で撮影。漁船がいっぱい泊まっていたのだ。

ところで、最初「とれとれ市」と入力したら、「撮れと霊地」と変換された。「私が今までにそんな変換になるようなことを書いてきたのか?」と脱力。「八日市(滋賀県)は妖怪地」とかいって、世界妖怪会議を開きたくなる気持もわかるような・・・。

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