-しゃこが回る 回転すしを食べに行った。折込ちらしに載っていた「子持しゃこ」が目当て。私は、見た目が少し気色悪いので苦手なんだけど、[[Luke>管理人]]が大好物なのだ。 ちょうど夕食時。少し待たされている間に店内をきょろきょろ。今日のおすすめが書かれたプレートが掛けられているところに、子持しゃこがない。「ちらしにも、『売切次第終了』って書いてあるし、もうなくなったんじゃないの?」とがっかりしていたのだ。 ようやくカウンター席に通されて、次々に回ってくるのを見ていてもしゃこはない。~ 「やっぱりないみたいだし、子持じゃない定番のしゃこを注文してあげるよ」とインターホンを押す。~ つながった店の女の子に「子持のしゃこですか?」と聞かれ、「じゃあ、子持で」と注文。~ 「なんだ、あるんじゃん。わざわざ来た甲斐があったねぇ」 私達の注文品とは別に、子持しゃこの皿が三皿回ってくる。~ 「ほらほら、食べるやつがいそうだからって、いっぱい出てきたよ」 でも、一回りして二回りしても、その三皿のしゃこを取る人がいない。~ 「そういえば、前に定番のしゃこを頼んだときも、同じように出てきて、ずっと回っていたよね・・・」 その後、パーテーションをはさんで斜め向かいの席の人が、一皿取ったのを目撃。あとの二皿は回り続ける。それなのに、別のところに、さらに二皿がのせられる。 「あ〜あ、食べる人いないのに。かわいそうだから、もう一皿食べてあげたら」~ 「もうお腹いっぱい。ひとつ食べてくれるんだったら、取るけど・・・」~ 「いらない!」~ 回り続けるしゃこが不憫でずっと気になっていたんだけど、席を立つときもまだ回っていた。 [[Luke>管理人]]は子供の頃から家で食べていたらしいけど、うちの実家では食卓にのぼったことはないし、私が買ってきたこともない。関西人はあんまりしゃこを食べないのかなあ。 #comment