劇場公開していたときから気になっていたんだけど、やっとDVDで見た。

海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の目の下を黒くしたメイクと扮装、おおげさな演技がおもしろくて、笑える映画だった。娯楽映画に徹しているから、ストーリーも単純明快。「そんなうまくいくわけないやん!」と突っ込みたくなるところもたくさんあったけど、それはそれで楽しかった。

元船長のジャックを裏切り孤島に閉じ込めた極悪非道な海賊、バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)の演技も良かった。悪役なんだけど憎めなくて、最期はかわいそうな気さえさせられる。満月の夜に、呪われた海賊たちががい骨となって現れるシーンはそれなりに怖かったし、闘いのシーンも迫力があった。さらわれた彼女を救いに行く鍛冶屋のウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)よりも、エリザベス(キーラ・ナイトレイ)の方が大活躍だったかも。

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