音楽がいいんだよね。早々と引退したロシアのヤグディン(フィギュアスケート男子シングル)がこの曲で滑っていたのが、大好きだったのだ。ずっと見たいと思っていたのにのびのびになっていたので、レンタルショップの100円セールで借りてきた。

デュマの有名な歴史小説「鉄仮面」をベースに、暴君ルイ14世と彼に立ち向かう元三銃士の闘いを、6年間仮面をつけたまま投獄された謎の男を交えて描いている。ルイ14世と仮面の男の二役を演じたのが、レオナルド・ディカプリオだ。彼の二役の演じ分けもよかったと思うのだけど、今は引退してすっかり年をとった三銃士の三人、神父アラミス、ルイ14世の母である皇太后など、出てくる役者さんが渋くてよいのだ。

国王の心ない命令で一人息子を失った元三銃士のひとり・アトス役の役者さんが、「この人見たことあるのに、なんの映画に出てたんだっけ?」とずっと引っかかっていた。最後のクレジットを見ると、ジョン・マルコビッチだ。『マルコビッチの穴』で、さんざん顔を拝んでいるはずなのに、思い出せないなんて、私の記憶力はほんといい加減なもんだy-sweat

ディカプリオも顔がカッコいいからって騒がれすぎている気がするけど、うまい役者さんなんだよね。まだ、名前も知らない頃に『ギルバート・グレイプ』を見て、主役のギルバート(ジョニー・デップ)の知的障害をもつ弟を演じていたディカプリオを、本当に障害のある人がやっているのかと思っていたのだy-redface

フランスの美しい古城でロケを行ったとかで、PS2の『ICO』を彷彿とさせるシーンがいくつかあったよ。

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