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-天文台の見学
近くの天文台の一般公開に行ってきた。ここは、某大学所属の天文台で、普段は関係者以外立ち入り禁止。この日の一般公開では、昼間は太陽を、夜は火星と月を観測させてもらえる予定だったのだ。ところが、朝から曇り。残念ながら、どちらも見ることができなかった。
で、壁のいたるところに貼られている解説パネルを読んだり、クイズラリーのクイズに悩んだり、宇宙計測シュミレーションを見せてもらったり、望遠鏡の説明を受けたりということになった。
昭和初期設立の歴史ある天文台なので、望遠鏡もまた長い歴史があるらしいのだ。推定年齢90歳の望遠鏡が、現役バリバリで活躍しているし、「この望遠鏡は比較的新しいもので・・・」と説明されたものが、昭和40年代に作られたものだったりするんだよね。その40年代に作られたものはかなり大きくて(45cm屈折望遠鏡)、のぞくところが人間の目よりも随分高いところにあるから、でっかい脚立にのったままの状態で観測しないといけない。しかも、電気がないころに設置されたとかで、動かすところにロープがついていて、人力で移動させないといけないらしい。
この日は、夜景の美しさに感動したのと、「すごいね、大事に使われているんだね」と、妙なところに感心して帰ってきてしまった。
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