-酔っぱらいの花

#ref(fuyo.jpg,nolink,around,200x174,酔芙蓉)

京都山科にある大乗寺に、酔芙蓉の花を見に行った。八重咲きのこの花は、朝の咲き始めは白、午後にはピンク、夕方には紅へと色を変えていく。その様子が素面の顔から次第に酔顔になっているのに似ているとして名前がついたらしい。

休日はいつも出だしが遅いから、お寺に着いたのは昼過ぎ。大きく花びらが開いているのは白、昨日にでも咲いたのか、しぼんでいるのは赤という状態だった。去年、見に行ったときも、同じぐらいの時間で、改めて写真を見直してみると、ほとんど同じような状態で、白いお花がほんの少しピンクがかってきているものもあった。

朝から一日中ぼおっと見ていたいお花ではあるけど、お寺には約千三百本の酔芙蓉があるとはいえ、一日中いられるほど広くはない。うちのお庭にでも植えて、のんびり眺めてみたいなあ。と、集合住宅に住んでいて、普段は庭がなくても全然平気なのに、こんなときだけお庭に憧れたりするんだよね。

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