• J.K.ローリング 『ハリー・ポッターと死の秘宝』

ついに、シリーズ最終巻まで読了。

主人公と自分との年齢差のせいなのか、性格や考え方が違いすぎるせいなのか、どうにも感情移入ができず、さらに、日本語の言い回しで引っかかりを感じることが多々あって、「一気に読む」とは程遠いペースでしか読めなかった作品。

途中で、読み始めたのを後悔していたくせに、結末まで読まないと落ち着かないというそれだけのために、ずるずると読み続ける。

結局、全巻図書館で予約して借りたので、読んでいる巻以外は手元にない。過去の出来事を確認したくても前の巻がないので、うろ覚えの記憶を引き出しながら・・・それがのめりこめなかったもうひとつの要因。

最終巻は、今までの伏線が回収され、謎の行動が多かった主要人物の過去の因縁も明かされていて、「ああ、すっきりした!」というのが一番の感想。

そして、ハリーが信頼を失いかけていた人物の過去についても明かされる。なぜにここまで遠回りをして結末を迎えなければならなかったかが、ややくどいぐらいに書かれていて、個人的にはここが一番の山場だったかも。

《2009.5.9読了》《2009.5.20記》


本の覚え書き/読了本


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2009-05-20 (水) 20:49:59 (5447d)