著者は韓国人で、蓮池 薫 (翻訳)。 図書館で、陳 舜臣 『聊斎志異考』のあるあたりの本をチェックしている時に、背表紙の明るい緑色がきれいだったので、つい手に取ってみる。見開きで、短い文章に可愛い犬のイラストが添えられている。 犬の名前はハル。韓国語で一日という意味。 読み終わって、すんなり意味が伝わってくる詩もあるし、すぐにはわかりにくい詩もある。 じっくり考えながら読むというよりは、手元に置いておいて、気が向いた時に読めば、「今日はこの詩がしっくりくるよ」と思えるような本かもしれない。 『ハル 2 哲学する犬からの伝言』も出ているらしい。 《2008.7読了》《2008.9.4記》 |