大相撲の千秋楽、そろそろ結びの一番がはじまろうかという頃、ベランダにやって来たのは、アブラゼミさん。 ベランダの内側の壁面を横に移動、日陰になる部分に入ると、今度はせっせせっせと上に登っていく。 それを窓越しにじっと観察。セミの足の動きをこんなに間近で見たのははじめて。 「お願いだから、ここで鳴き出さないでよ。うるさいからさ」と、温かく見守っていたわりには、つれないことを考えながらじっと見ていると、ようやく頂上(ベランダの)に到達。 「やっと、てっぺんに着いたぜ!」 「せっかくだから写真でも撮るか!」とここで慌ててLukeがカメラを取りに行く。 接近して写真撮影をしていても逃げないので・・・ 「こんにちは!」 「ねぇねぇ、遊ぼうよ!」 これには、少しずつ後ずさりするセミさんであった。 |