• DVD『ハイランダー 悪魔の戦士』

「ハイランダーって何?」、レンタルショップで何を借りようかと見て回っている時に、妙にこの言葉に惹かれたのだ。

一緒に行ったLukeに聞くと、クイーンが音楽を担当したとかで、公開当時は話題になったらしい。でも、見たことはない・・・ということなので、借りてみたのだ。

なんでハイランダーという言葉が気になるのか?・・・家に帰って来てから、ふと、「そうだ、この前テレビでやっていた『ブレイブ・ストーリー』に出てきたんだよ!」と、思い至る。最初から最後までちゃんと見ていなかったので、よくストーリーを把握できていないんだけど、この言葉が妙に耳に残っていたんだな。

『ハイランダー 悪魔の戦士』に出てくるハイランダーは、首を斬られない限り死なない。十二国記に出てくる王族と同じだ。

しかし、一般社会の中で、年を取って死んでいく人たちと一緒に暮らしていかなければならない。この映画では、いつまでも一人で行き続けなければならない悲哀が描かれている。

主役のコナー・マクラウドは、クリストファー・ランバート。16世紀のスコットランドで、マスター(ショーン・コネリーだ!)に出会い、首をはねられない限り生き続ける超人一族のひとりとしての運命を教えられる。世界中に何人かいる一族のうち、最後に生き残ったものだけが、究極の力を得ることができる。

過去と現代(といっても、制作された当時の20年ぐらい前?)を行き来し、現代のニューヨークで、黒騎士クアガーン(クランシー・ブラウン)と最終決戦!

なんだかわからないけど、この映画での戦いは、チャンバラなのだ。ショーン・コネリーの持つ剣なんて、大昔に日本で日本人の妻と暮らしていた時に作らせたとかいう、有名な刀工の手による日本刀だ。

最後まで見終わっても、なんともしっくりしない。周りのものがどんどん破壊されていく、やり過ぎな決闘シーンが多い。最終決戦決着後のSFXも、「おお、すごいねぇ。一昔前の映画だねぇ。」とついぽかんと見てしまって、結局、究極の力というのは何だったのかがよく理解できなかった。ハイランダーというのも、高地人という意味らしいんだけど・・・。

コナーがカッコイイかどうかは微妙だけど、黒騎士クアガーンが、やんちゃな暴れん坊という感じの、いかにもな悪役でいい。

クイーンの音楽も、別バージョンの曲が、うちにあるCDにも入っていた。全く気付いていなかったんだけどね。



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Last-modified: 2007-06-05 (火) 21:24:02 (6168d)