『硫黄島からの手紙』と『父親たちの星条旗』の間なので、確か1月頃にDVDをレンタルして見たのだ。 別に、イーストウッド監督作品をまとめて見ようとしたわけじゃなくて、たまたまこうなっただけ。 アカデミー賞を受賞した時にあれほど話題になったというのに、『ロッキー』のような単なるサクセスストーリーだと思っていたのだ。 だから、後半、マギー(ヒラリー・スワンク)が大怪我をして以降は、かなり予想外の展開だったので、おたおたしながら見てしまった。 なので、この映画の結末をめぐって、各方面で抗議行動や論争が起こったなんて、全く知らなかった。 マギーのトレーナーのフランキー(クリント・イーストウッド)が、背中にゲール語で「モ・クシュラ」と書かれた緑色のガウンをマギーに贈る。この「モ・クシュラ」の意味とそれに込められた思いが最後までよくわからなくて、フランキーの考え(特に宗教的な)があまり理解できていなかった気もする。 |