• DVD『ダ・ヴィンチ・コード』

原作を読んでから映画を見に行こうと思っていたはずなのに、ようやく今頃になって映画を見る。

最初に遺体で発見される、ルーヴル美術館館長ジャック・ソニエールの影が薄い。原作では、孫娘にして司法警察の暗号解読官でもあるソフィー・ヌヴーとの関係を中心に、かなり存在感のある人物として描かれていた。

フランス司法警察警部のベズ・ファーシュの悪役ぶりが物足りないな。もっともっとアクの強い役にして欲しかった。

「ラストが原作とは違う」と聞いていたので、大幅に違うのかと想像していたら、それほどでもという感じ。

シラス役のポール・ベタニーは怖かった。それに、あまりに痛そうで、つい目をそむけてしまった。

ロバート・ラングドン役のトム・ハンクスは、原作を読んでいる時からこの人をイメージしていたので、特に違和感もなく。ソフィー・ヌヴー役のオドレイ・トトゥも違和感がないかわりに、強烈なインパクトもなく・・・かな。

全体として、展開が速く、見せ場も多くて、映画らしい映画だった。ただ、原作を先に読んでいるから、勝手に内容を補いながら見てしまうんだけど、読まずに見たら展開が速過ぎてわかりにくいような・・・。



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Last-modified: 2007-04-18 (水) 20:40:26 (6216d)