• ビデオ『萌の朱雀(もえのすざく)』

知っている顔は、ついこの間までやっていた『芋たこなんきん』のカモカのおっちゃんこと國村 隼(くにむら じゅん)だけ。

冒頭、風景や人の顔などを淡々と映されるシーンが続いて、「あれっ、ドキュメンタリー?でも、カモカのおっちゃん出てるし??」という感じだったのだ。

そもそも、『近代土木遺産ウォーク 関西』という本を見ていたLukeが、その中に「幻の五新線」についての記事を見つける。

さらに、それをネットで調べたら、『萌の朱雀』という映画に、五新線の工事に携わる地元の人々のことが描かれているということがわかる。

そして、借りてきて見ることになったわけなんだけど、こっちは、細かなストーリーも、映画の作られた背景も全然知らない。

山深い村に住む家族、父親(國村 隼)と母親、女の子、どういう関係だかよくわからない男の子、そして、祖母。家族の日常が淡々と描かれて、鉄道工事のことも出てくるには出てくるんだけど、それがメインストーリーでもなく・・・。

子供がいなくなり、急に、大人の男性と、制服を着た女の子になったかと思ったら、どうも15年が経過していたようで・・・。

詳しい説明がなく映画が進んでいくので、「???」というところが多い。最後まで見終わっても「???」がいっぱい。

それでも、独特の不思議な雰囲気には浸れる映画。「大画面で映し出される美しい景色」がすばらしい映画だろうに、ビデオが古くて映像がよくなかったので、この映画の良さが余計にわかりにくかったのかも。DVDがないのは残念。



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Last-modified: 2007-04-04 (水) 21:55:51 (6231d)