ハリー・ポッターシリーズ第六巻。 第五巻の内容をほとんど覚えていなくて、上巻を読んでいる間、「どんな内容だったっけ?この人は誰?」と思い出そうとしながら読んでいた感じ。そのせいで、話にのめりこめなくて、眠くて眠くて・・・。この重い本を持ったまま、何度か寝てしまった。 第一巻から全部図書館で借りているので、これまでも「返却期限に返さなきゃ」と大慌てでざあっと読んでいただけ。第六巻までくると、「そうか、ここはこういうことだったのか!」とひとつひとつピースを埋めていけるほど何度も読み返していないと、楽しめないシリーズになってきたかも。 読んでいて、日本語の言い回しで気になるところがあった。それは、「回り道」じゃなくて、「寄り道」なんじゃないの?・・・とか。 ネット情報によると、このシリーズは翻訳に関する問題がいろいろと指摘されているらしい。誤訳については原文を読んでいないからわからないけれど、確かにこれまでも日本語として不自然な表現はあった気がする。「原作ではしゃれたインテリ風の校長が日本語版ではまるで昔の田舎の老人のような年より臭いしゃべりかたとなっている」というのには、びっくり。今回は、その校長がキーパーソンになっているので、原作が読めればかなり違った読後感になったのかな。正直、「ええっ、こんな終わり方をするの?」と拍子抜けだったのだ。 なんだかんだいいながら、最終巻がどういう結末になるのかが気になるので、この巻の内容を忘れないうちに読みたいんだけどな。いつごろ出るんだろう? #comment |