大津市歴史博物館の企画展を見に行ってきた。 江若(こうじゃく)鉄道は、昭和44年に廃線した鉄道。当時のことを知っているわけでもないし、そもそも滋賀県で生まれ育っていないから「昔はね・・・」と周りの大人たちから江若鉄道のことを聞いて育ったわけでもない。 駅のポスターか何かで見たLukeが行こうと言い出した時は、「こんな鉄ちゃん企画について行って楽しめるかなあ」と思ったのが正直なところ。ただ、ものすごく暑い土曜日の昼下がり、行く途中の車の中で光化学スモックが発令されたとラジオで聴かされたほど。「博物館の中なら涼しいか」というぐらいの気持で出かけたのだ。 でも、予想以上に長居してしまった。江若鉄道は知らなくても、廃線後の昭和49年に開業した国鉄(JR)湖西線には何度も乗っている。湖西線は全線高架なので、江若鉄道の線路の一部が利用されたりはしていないものの、用地の60%は使われたらしい。なので、同じようなところを走っていたりもする。 当時の写真と今を比べてみるのも面白かったし、鉄道建設から廃線までのエピソード、当時の映像、廃線当時に江若鉄道の社員だった方たちのインタビュー映像など、じっくりと見させてもらった。 江若バスというのは今も走っていて、「何さ、江若って?」とずっと思っていたのだ。「江若鉄道は、浜大津から今津までの鉄道で、近江と若狭をつなぐという意味から、それぞれの一字をとって」その名が付けられた。でも、実際には若狭までの延伸は実現することなく廃線・・・ということだったらしい。 いかにも鉄ちゃんという人もいたけど、地元のお年寄りらしき人も多くて、あれやこれやと話しながらゆっくり見ている人も多かった。懐かしいんだろうねぇ。 鉄ちゃん本もGET! Lukeは、この企画展の冊子は買わずに、数年前の企画展の冊子を入手。鉄ちゃん街道まっしぐら・・・というほどでもないか。 大津市歴史博物館 http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/ #comment |