• 映画『ナイロビの蜂』

帚木蓬生さんの小説『アフリカの瞳』でも扱われている、アフリカでの製薬会社の問題が取り上げられている映画ということで気になっていたのだ。

「アフリカの地を舞台に、政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死をきっかけに、初めて彼女の活動に目を向け、やがては危険を顧みず陰謀渦巻く事件の真相に迫っていくさまをスリリングに描く。」

見ごたえのあるいい映画だったと思う。アフリカの雄大な自然や人々の暮らしなどの映像、音楽もよかった。ただ、見終わって、映画のPRに「ラブストーリー」を前面に出されていたことに違和感を感じた。この映画で伝えたかったのは、それだけじゃないだろう。

惨殺された妻テッサはレイチェル・ワイズ。エネルギーあふれる活動家を熱演。夫の英国外交官ジャスティンはレイフ・ファインズ。映画を見ている間、「知らない俳優さんだね」と思っていたのだ。帰って来てネットで調べたら、出演作の『嵐が丘』、『シンドラーのリスト』、『イングリッシュ・ペイシェント』、『レッド・ドラゴン』を映画館で見てることがわかった。おまけに『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』でも声の出演をしているんだって。ああ、どうしてこうも人の顔が覚えられないんだろう。

ナイロビの蜂 http://www.nairobi.jp/

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Last-modified: 2006-06-10 (土) 00:27:43 (6523d)