上映が始まって、かなり早い段階で見に来たことを後悔した。 1972年のミュンヘン・オリンピックで11人のアスリートが殺された。この事件の白黒ニュース映像からはじまる。「この映像は当時の本物のニュース映像なのか?ほんとにここまで悲惨な状況がテレビで流されたのか?」と思いながら見ていると、その後のカラー映像も、昔のフィルム映画のようなぼやけた映像。時代を感じさせたかったからか?人物に焦点を合わせてバックはぼやけているという手法も多用されていて、「目が霞んでいる?視力悪くなった?」と目を擦りたくなる衝動に何度も駆られた。とにかく、目が疲れた。 内容も辛い、というか、むなしい。報復に次ぐ報復。ここまで金と手間をかけて、ターゲットを一人ずつ消していかなければならないのか・・・。 この次は『シリアナ』を見に行くつもりが、取りやめ。もっと楽しい映画を見に行こう。 映画 ミュンヘン http://munich.jp/ #comment |