• 映画『スポッツウッド・クラブ』

スロットレーシング好きにはたまらない映画・・・というのは、一時期はまったことのあるLukeの評。

ラッセル・クロウ、アンソニー・ホプキンス共演。グラディエーターとハンニバルだ。さぞかし濃い内容、派手なストーリー展開かと思いきや、全くの予想はずれ。見終わってからDVDに収録されていた「オリジナル予告編」を見ると、まるでクロウが主演のよう。しかし、実際は脇役。重要な脇役の一人かもしれないけど、脇役で、しかもかなり嫌味な営業マンの役なのだ。

業績不振に苦しむ小さな田舎町のモカシンシューズ工場の打開策を練るために招かれた経営コンサルタント、ウォレス(アンソニー・ホプキンス)。工員たちはかなりのんびりしていて、無駄話は多いし、私用電話はするし、作業中に踊っていたりと愕然とするような有様。内情を調べているうちに当初の社長の話よりも危機的な状態であることがわかり、従業員の6割もの人々を解雇しようとするが・・・。

行員たちと親しく交わっていくうちに、ウォレスの考えも変り・・・というわかりやすい展開。よくまとまった内容でいい映画だと思う。でも、ものすごく地味なのだ。工場内部の暗い映像が多いし、ウォレスが経営再建を手がけている別の会社での労働組合との対立の場面も多い。クライマックスは、ウォレスのスロットレーシング奮闘シーンか?Lukeによると、とっても凝ったコースらしい。

レンタルショップでケースのラッセル・クロウ、アンソニー・ホプキンスの写真を見て、衝動的に借りてきたので、見終わってから疑問がいっぱい。「いつごろの作品?」「クロウが売れてからDVDにされたのか?」「こんな地味な映画にホプキンスが出ていたのはなぜ?」・・・。主役は、渋い味を出していたホプキンスか、彼の助手をすることになる若い工員(Ben Mendelsohn 全く知らない)だね。

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Last-modified: 2005-09-05 (月) 23:26:09 (6807d)