草津市にあるみずの森のハスまつりで、象鼻盃が楽しめるということで、うちにしては早起きして出かける。 「撥水性の葉と茎がストロー状になっている性質から、葉に酒を注いで茎から飲む」のが象鼻盃なんだって。ハスまつりかなんかのニュース映像で見るたびに、「一度飲んでみたいなあ」と憧れていたのだ。 ついに実現。ハスの葉を1枚もらって、のんびり味わいながら・・・を期待していたのに、かなり違った。葉の真ん中に穴をあけて、茎は長いまま。それを片手で支えながら口にくわえていると、上からお酒を注いでくれる。どれだけ入れてくれたのかも、あとどれだけ残っているのかも見えないので、自分がどれだけ飲めているのかがよくわからないのだ。 しかも、先着150名。二人ずつ椅子に座って飲むんだけど、後ろには長い行列。なぜか、テレビ局のカメラマンまでいる。「ちゃんと飲めてる?こぼさないかな?」という不安と、「待っている人がいるから早く飲まなきゃ」という焦りで、お味は?「う〜ん、ちょっと甘みがあったかな?」という感じ。でも、もともとの地酒をグラスで飲んでいないから、違いは不明。象鼻盃体験というところだね。 1杯100円。お手頃価格だけあって、ハスの葉は使い回し。口にくわえた茎の部分をはさみで切って、次の人が飲むのさ。 #comment |