• コウノトリを探しに

京都府亀岡市内でコウノトリの飛来が確認されたらしい。
京都新聞電子版 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004111300134&genre=K1&area=K40

「ひょっとしたら見られるかも」という甘い期待と、ちょうど紅葉の季節。散策を兼ねてJRで亀岡に向かう。京都駅から山陰線(嵯峨野線か?)に乗ると、途中で通る嵐山はすごい人!さすがに車窓から見える山々の紅葉がきれいだった。

ネットで軽く調べたけど、どの辺で見られるかがわからなかったので、恐る恐る駅前の観光案内所で聞く。聞く人がいるんだね。「今日、いるかどうかはわかりませんが」と、もらった地図で今までに目撃されたところを教えてくれた。

天気がいいので、食べる物を買い込んで、保津川下り乗船場の少し上流の河川敷に座り込む。対岸に船を3艘重ねて載せたトラックが止まっている。それをクレーンで1艘ずつ川面に下ろして、Uターンして乗船場にやってくるのだ。そういえば、行きの列車に船頭さんらしき人が何人か乗っていた。船はトラック、人は列車なのかな。

船を見ながら食べていると、近くで汽笛がする。少し離れたところでミニSLを走らせている人達がいるのだ。食べ終わってから道路側のそこの敷地の入口に回ってみる。よっぽど、うらやましそうな顔をしていたのかな。乗っていたおっちゃんが手招きしてくれて、ミニSLに乗せてくれた。やった!細かいところまでよくできているのだ。しかも、ちゃんと石炭で走る。ライトも点く。大人3人が乗ってもちょっとした上り坂もへっちゃらだ。もう1台乗せてもらった電気で走る方は、結構スピードが出る。レールも常設で毎週愛好者が来て走らせているんだって。

トイレをお借りしに乗船場に行くと、コウノトリが確認された場所の地図があったので、保津小橋付近に向かう。柵も何もない、車がなんとか1台通れるぐらいの細い橋。カワセミさんを見つけたので、橋の上で観察していたら、車がやって来た。横を向いてよけていたら、川に落ちるんじゃないかとひやひやもんだった。

橋を渡ったところに、またもや確認された場所の地図がある。先に来ていた年配の女性によると、前日は4時頃にここに戻って来たらしい。ここで夜を過ごしているんだって。時計を見ると3時半頃。しばらく待つ。じっと立っていると寒いのだ。少し離れたところでラジコン飛行機を飛ばしている人がいる。音を警戒してコウノトリが来ないのではと心配になる。30分以上経っても姿が見えないし、日が落ちかけてきたので、あきらめて退散。帰り違う方向から駅に出ようとしたら、道に迷って田んぼの中に入り込んでハラハラしてしまった。真っ暗になるまでに抜けられてよかった。

コウノトリは見られなかったけど、「プチ・鉄ちゃん」、ラジコン好きのLukeはご満悦だったみたい。

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Last-modified: 2004-12-02 (木) 19:45:15 (7084d)