• ドールハウス展

なおえさんのサイトで紹介されていたので、京都で開催されている「ドールハウス展」を見て来た。新聞の広告に載っていた「鉄道模型・ジオラマ作品特別展示」の写真を見て、Lukeが目を光らせていたので、一緒に行くことに。

「あそこの催し物会場は、そんなに広くないよね」と思いながら行ったんだけど、さすがドールハウス。12分の1が一般的なサイズらしいので、すべてが小さい。一つの展示ケースの中にも、作品がいっぱいあるのだ。大きな作品や家具・食器・花・人形・クマ・ミニチュアフード・パッケージ等々小さな作品までいろいろある。特に気になったのは、お惣菜屋さんや駄菓子屋さん、居酒屋などのお店。建物もよくできているし、また、中が細かいところまで作りこまれているのだ。駄菓子屋さんなんて、お菓子のパッケージはもちろん、中に入っているお菓子やおまけまでそれらしく作られていて、じいっと見入ってしまった。

小さな和菓子セットの作り方を教えられているコーナーをのぞくと、爪の先ほどの大きさの粘土を細かく細かく形作られていて、びっくり。作り方を全く知らなかったので、ドールハウス製作用のパーツが豊富にあることにも驚いた。

小さな陶器を作る実演をされていたのもおもしろかった。ごっついおじさんが、普通サイズのろくろと普通サイズの手(当たり前だけど)で、小さな小さなお皿や器を作られているのだ。直径が3〜4cmぐらいかな。普通サイズの湯呑みとぐい飲みを作るのにも悪戦苦闘した私には、あんなに小さいものを指で形を整えながら軽々と作られているのは驚異的だった。

何かひとつ手に入れてこようと思っていたのに、あんまりたくさんあり過ぎて目移りしてしまう。「キットで作ってみたい!」とどれにしようか迷っていたら、Lukeに「うちにある宮殿の紙模型も全然作ってない」ということを思い出さされて、気持がくじけてしまった。結局、何も買えなかったけど、どんな風に作るのかがちらっと見られて楽しかった。

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Last-modified: 2004-04-26 (月) 20:19:19 (7298d)