ときどき日記/2004-03-27

• 新撰組ブーム

用事があってすぐ近くまで行ったので、壬生寺に寄ってきた。近くに住む知り合いが、年明け頃から「俄かに騒がしくなってきた」という話をされていたのだけど、確かに結構な人。四条通から折れて壬生寺へ向かう細い通りの両側には、新撰組グッズを扱うお店がいろいろ。法被やうちわ、和菓子、フィギュア、なぜか可愛いピンク地にキティちゃんと誠と描かれたのれんまで。ラベルに、誠や新撰組、壬生という言葉の入ったワインや日本酒もあったね。簡単なお茶席が設けられた和菓子屋さんなんて、待つ人がいっぱいだった。

壬生寺というと壬生狂言が有名。テレビのニュースで見た「炮烙割り」という、素焼きの炮烙(ほうらく、またはほうろく)を次から次へと勢いよく割っていく狂言を見たくて、随分前に友人と見に行った。近くには何度も行く機会があるのに、お寺の境内に入ったのはそれ以来。新撰組の墓所があるのは知っていたけど、お参りした覚えもなし。今日も、墓所に入るのはお金が要ったから、お参りはしてこなかった。

大河ドラマを見続けることにもすでに挫折しているし、このあたりの歴史はいつまでたっても詳しくなれない。観光客用に置かれていた「壬生　島原巡り」という地図によると、この界隈には八木屯所跡とか前川屋敷、少し離れたところには新撰組記念館や村山たか（誰だ？）潜伏地などいくつかの史跡があるみたい。地図を片手に歩いている人が多いんだね。そろそろ舞台が京都になるらしいので、ますます増えるのかなあ。

壬生寺　http://www.kyoto.zaq.ne.jp/mibu/

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