• 映画『銀杏のベッド』

韓国映画。『シュリ』のカン・ジェギュ監督デビュー作。『シュリ』より前(1996)に製作されたというのと、同じくハン・ソッキュが主演しているということしか知らないまま見た。

画家であり大学講師のスヒョン(ハン・ソッキュ)と外科医の恋人ソニョン(シム・ヘジン)。スヒョンが銀杏の木で出来た不思議なベッドを手に入れた時から、彼らの身の回りで不可思議な出来事が次々と起きるようになる。スヒョンの前世は宮廷楽士ジョンムン。彼はミダン王女(チン・ヒギョン)と許されざる恋に落ちた。ミダンはファン将軍(シン・ヒョンジュン)が略奪結婚した美しき姫。ファン将軍の逆鱗に触れた二人は二本の銀杏の木になるが、ファン将軍の怒りにより燃やされてしまう。そしてミダンは銀杏のベッドとなって、スヒョンに生まれ変わったジョンムンの前に姿を現したのだった。そこへ過去からミダンを執拗に追いかけてきたファン将軍が現れる。

『シュリ』と同じようなストーリーかと思っていたので、悪役っぽい変なやつが出てきたり、スヒョンには見ることができない女性が出てきたりで、最初のうち、ストーリーはわけわかんないし、血生臭いシーンは出てくるし、「なんでこんな映画を借りてきてしまったんだろう」といやになりかけていたのだ。ある程度、ストーリー設定がわかってくると、スピーディーな展開で、最後まで一気に見られた。

冒頭のCGがひと昔前のゲームのような安っぽい感じだったり、ファン将軍のあまりの自己中心さが鼻についたりと、突っ込みたいところはいろいろあったけど、だらけた休日の昼間に見るにはお手頃の映画かな。

  • この映画を見られた方、感想を聞かせてね。韓国映画のおすすめがあれば、教えてくださいね。 -- Gecko 2004-02-16 (月) 20:56:41

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Last-modified: 2004-02-16 (月) 20:56:42 (7367d)