• 水木しげる展

百貨店で開かれている「大(Oh!)水木しげる展」に行って来た。

プロローグ、少年時代、従軍時代、貧乏時代、多忙時代、妖怪、現在、エピローグとテーマに沿って進む。「水木しげる」という名前はよく知っているのに、どんな人なのか全然知らなかったんだなあと思った。そもそも、アニメの『ゲゲゲの鬼太郎』を見た以外は、ちょうど出版されたばかり頃に書店で見かけて衝動買いした『猫楠』(南方熊楠という豪快なおっちゃんの生涯を描いた漫画)を読んだぐらいなのだ。あと、境港でねずみ男と一緒に写真を撮ったことがあったっけ。

漫画家だから当然だけど、絵がうまいのだ。少年時代のスケッチや絵本、従軍時代のスケッチ、貧乏時代に描かれた紙芝居や貸本漫画など、「こんなものよく残っていたな」というものがたくさん展示されていた。貸本漫画の表紙なんて、おどろおどろしいものから少女漫画のように目のきらきらしたものまで、いろんなタッチのものがあっておもしろかった。カラーの妖怪画などは、まず細かな線画を描き、そのコピーに顔料で色付けられていて、繊細なタッチと独特の色使いでじっと見入ってしまった。

鬼太郎の家はともかく、食べると顔が抜け落ちるという人魂のてんぷらや、塗り壁の巨大なコテ、ぬらりひょんを異次元に送り込んだという石臼など、「なんでそうなもんの実物があるんだ」というものがいくつかあった。

妖怪漫画ももちろんだけど、自伝的漫画や歴史漫画など、遅ればせながら読んでみたくなった。

後半の展示に出てくるCMの「○○アイスクリーム」という甲高い声と、石臼を回すキイキイ音が、かなり早くから聞こえてきて、耳障りで仕方がなかった。バックヤードでガサガサ物を動かす音もうるさかったし、もう少し音漏れ対策をして欲しかったな。

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Last-modified: 2004-08-24 (火) 19:16:48 (5706d)